ごあいさつ
私たちのハウスがあるのは、長崎県諫早市の多良山系の麓。美しい山々に抱かれる自然豊かな場所です。ここで、長崎の気候・風土に適していると言われるいちご、「ゆめのか」を育てています。「ゆめのか」は、大粒で鮮やかな赤い色をしていて果汁がたっぷり。甘くてほどよい酸味があります。熟しても柔らかくなりにくいことから、完熟に近い状態で収穫することができるので甘さは濃厚。果皮が固いため、日持ちする上に輸送にも強いのが特徴です。ぜひ、私たちの自慢のいちごをご賞味ください。
いちご農法のこだわり
多良山系からの水
長崎県と佐賀県の県境に広がり、標高1000m前後の雄大な山々が連なる多良山系。緑があふれる多良山系に降る雪や雨が地下水となって、時間をかけてゆっくりと浄化され、湧き出てきた清澄な伏流水を使っていちごをつくっています。
自動換気装置導入
いちごでは県内ではじめて統合環境制御システムを導入。施設全棟に自動換気装置を設置して省力化や作業環境改善に取り組んでいます。新鮮な屋外の空気と屋内の空気を自動で入れ換えることで、温度や湿度、CO2などをコントロールしています。
高設(ベンチ)栽培
当園が採用している高設(ベンチ)栽培では地面から高い位置でいちごが実るので、いちごの品質、清潔感が格段に違います。また、屈まずに作業ができるのでより効率的に仕事を進めることができ、味や品質のアップにつながっています。
肥料・水のバランス
おいしいいちごをつくるのには、肥料・水のバランスもとても大切です。いちごの声を聞きながら、肥料は極力有機肥料を使用し、カルシウムや微量養素などを細かく配分しながら与え、水はその日の天気に合わせて調整しています。
新鮮朝採り
いちばんおいしいいちごをお届けしたい。そんな思いから、まだ辺りが寝静まっている早朝から、最高のタイミングを見計らって収穫をはじめます。そして、朝採りのみずみずしく新鮮ないちごを、その日のうちの長崎から全国に発送します。
安心・安全への取り組み
当園では、安心・安全をモットーに、小さなお子さまからお年を召した方まで、どなたでもおいしく食べていただけることをめざしています。天敵資材等を導入し、できるかぎり農薬を減らし、減化学肥料に努めて、自然の力を最大限に活かしたいちごづくりを行っています。
ゆめのかいちごとは
ゆめのかの旬
ゆめのかは長崎県推奨品種で、12月頃から5月頃まで店頭に並びます。
生産量が増えるのは2月から4月頃になります。
果実は円錐形で、サイズは20g前後と大きめ。果肉はほどよいかたさがあり、果汁が豊富でジューシーです。また甘味と酸味がほどよく調和し、風味のよい甘酸っぱさを味わえます。なお、ゆめのかという名前は、「みんなの夢が叶うおいしいイチゴ」という意味が込められているそうです。
ゆめのかのご紹介
県知事賞受賞
おかげさまで、令和3年度「ながさき農林業大賞知事賞」を受賞できました。これは、長崎県内各地で地域の特性を活かしながら先進的な活動を展開し、成果を上げている農林漁業者・団体を、県などでつくる運営委員会が表彰してくださるものです。
いちごジャム
果肉がゴロゴロたっぷり、甘さと酸味のバランスが絶妙な贅沢ジャムです。パン、アイス、ヨーグルトなど、お気に入りの楽しみ方でどうぞ。無添加・無着色・無香料
【材料】ゆめのか・グラニュー糖・レモン汁
※長崎県諫早市のパン屋さんで販売。直売は行っておりません。
いちごバター
人気のいちごジャムを練り込んだ北海道産バターに、フレッシュないちごの果肉をふんだんに入れた、クリーミーでリッチなスプレッドです。無添加・無着色・無香料
【材料】ゆめのか・グラニュー糖・レモン汁・北海道産バター
※長崎県諫早市のパン屋さんで販売。直売は行っておりません。
深山農園について
いちごで夢を叶える
「みんなの夢が叶うおいしいいちご」という意味が込められている「ゆめのか」をつくることで、私たちの夢も叶えたいと思っています。漁師からいちご農家に転身した父から受け継いで二代目になった時、自分らしく頑張って規模を拡大していこうと決意。そして今、設備やシステムを充実させて、さらなる品質向上や収穫量アップを叶えていっています。今後は、全国の皆さんにもっと長崎のいちごを知ってもらいたい、産地として盛り上げていきたいと思っています。
